オタクなお話。

5月 21st, 2014

実は私は、割と特撮物を今でも見ています。

仮面ライダークウガからみ始めたわけですが、それ以来仮面ライダーは今も欠かさず見ています。

最近では、牙狼も新しく三期が始まり、充実した特撮ライフを過ごしています。

ヒーロー物が大好きなんです。

 

さて、そんな私が一番これは見て欲しいと勧めるのが

「ウルトラマンネクサス」です。

 

何故、今日こんなオタク趣味をひけらかすのか。

アマゾンを見てたらコンプリートボックスなる物を見つけてしまったからです。

 

 

DVD一枚ずつ買ったのに…。と落ち込んだついでに。

 

 

このウルトラマンネクサス、全体的に暗い、子どもには見せられないと言われており、朝日新聞に抗議文が載った程。

子どもにはわからないストーリー、予算の都合上怪獣を何話にも使いまわす必要があり、結果として弱いウルトラマンと見えた等の理由から人気が低迷し、放送が1クール短くなってしまいました。

 

しかし、私にはこの「弱いウルトラマン」こそ、子ども達に伝えるべきヒーローの姿なのでは無いかと盲信してやみません。

 

 

ウルトラマンネクサスでは、ウルトラマンが強いのは最初の数話と最後だけ。

後は怪獣や敵のウルトラマンにどんどん追い詰められ、地球防衛軍的な所にも付け狙われて何度も人体実験されたりと、悲惨です。

その最初の数話の時に、ウルトラマンの姿を見た主人公が、ふと「ウルトラマン」と何故か呟くのですが、

ここも、最終話近くまで明かされない実に謎めいたストーリーが展開されていきます。

謎もまた素敵ですが、私はこのウルトラマンではヒーロー像を中心に見て欲しいと思っています。

 

敵のウルトラマンが出てきて以降はどんどん苦しめられて、ウルトラマンは弱っていきます。

第十八話。怪獣ゴルゴレム戦からが個人的にはとてもお勧めですが、

そのウルトラマンの苦悩をじっくり知るためには一話からずっと続けてみていくことがお勧めです。

きっと、頑張れ!ウルトラマン!と叫んでしまうでしょう。

 

さて、18話ゴルゴレムが山に現れ、街を目指して進み始めます。

まだ回復していない、もはや回復出来ないウルトラマンが怪獣ゴルゴレムに挑み、一度はなんとか撃退します。

もうウルトラマンはボロボロです。

夜になり、再びゴルゴレムが街を目指して進み始めます。

これまでは避難命令が出されていた街に何故か避難命令が出されていません。

ウルトラマンは、街を背にして戦います。

そして、ウルトラマンは力尽きて倒れてしまいます。

 

 

からの、十九話。

最期の力を振り絞るように立ち上がり、ゴルゴレムを撃破。

 

この立ち上がるシーンは何度見ても圧巻です。

このウルトラマンネクサスでは、無表情なマスクに表情を与えています。

角度で、頼もしい力強い時の表情や、ピンチの時の振り絞っている表情がしっかりと与えられているのです。

立ち上がるシーンのウルトラマンの表情、ぜひとも見て欲しいのですが、画像が拾えません。

 

そして、その後、24話英雄でウルトラマンは敵のウルトラマンと共に爆発します。

 

これからどうなるか…、気になるところですが、一度ここで、その同時期少し前に公開された映画「ULTRAMAN」を見てみましょう。

初代ウルトラマンとベムラーとの闘いをもとに作られています。

何故、ここで見るべきなのかはその後わかりますが、絶対にこのタイミングか、ネクサスを見始めるそれ以前に「ULTRAMAN」を見てください。

むしろ、こちらは映画なので、1時間程度です。先に映画を見て、面白いと思ったらウルトラマンネクサスを見てみるのも良いかも知れません。

 

そして、25話。

もうウルトラマンがいない中で、怪獣が現れます。

 

「ネクサス」とは、「絆」と言う意味です。

 

怪獣と主人公たちが全く歯が立たないでも戦う中、

青いウルトラマンが現れます。

新しいウルトラマンです。

光が、受け継がれていきます。

 

ここからのストーリーは、1クール短縮の打ち切りが決まったこともあり、非常にスピーディーに凝縮されています。

その事もあり、33話以降最終話まではもはや涙無しでは見られない神回の連続です。

特に、33話では、映画「ULTRAMAN」を見ていると別の意味で感動します。

これを土曜朝にリアルタイムで見ていた私は、何度「すげえ」と呟いたことでしょう。

 

最終話、これまで人知れず誰にも称えられないにも関わらず戦ってきたウルトラマン。

最終話で初めて、「頑張れ」とみんなから応援されます。

その応援に至る少年のセリフが、冒頭で主人公が「ウルトラマン」何故つぶやいたのかに繋がり、クライマックスを盛り上げます。

 

 

 

全話を通して、ウルトラマンが弱いからこそ伝えられるヒーロー像があります。

ヒーローとは、強くてかっこいいのではなく、

弱くて絶対に勝てそうにない、誰でも逃げるような状況で、むしろ逃げても良いにも関わらず、逃げずに立ち向かう人なんだ、と私は知りました。

これこそが、まさに子どもたちに知っておいてほしいヒーロー像だと私は思います。

 

街を背にして戦う姿がこれほど似合うウルトラマンは他にいないでしょう。

 

 

 

 

仮面ライダー龍騎でも、こんな回があります。

変身する姿をたまたま見てしまった子どもが、仮面ライダーになりたいと変身アイテムを盗みます。

何故仮面ライダーになりたいのかと問い詰めたところ「だってかっこいいじゃん。」と自慢げに話す少年。

そんな彼に、戦い方を見せてやるともう一人の仮面ライダーが少年に怪獣との闘いを見せます。

何故か怪獣の攻撃を受け、苦戦する仮面ライダー。

それは、「わざとやられる事で戦いなんてかっこよくない」事を見せようとする為でした。

が、そこへ他の仮面ライダーがやってきて、仮面ライダー同士が傷つけあう展開へと発展します。

それを見た少年は、なんだよこれと、目を背けようとします。

そこで、主人公の仮面ライダーが言うセリフ

「これがライダーの戦いなんだ。おもしろくなんかない。 痛くて、苦しくて、それでも、ゲームみたいにスイッチを切れない。 ずっと戦うしかないんだ」

 

長くなりましたが、

私たちも、逃げずに戦い続け、そして素晴らしい何かに辿りつきたいですね。

 

願わくば、ヒーローになりたいです。

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